行楽日和

◆昨日といい今日といい,やたらと天気がいい。でもって暑い。私にとっては地獄の連休だな。クーラーつけたいわ。てなことを考えながら,横溝の『支那扇の女』(「支那」って変換できないのな。こんなとこでも言葉狩り)『悪魔の寵児』読了。金田一が,世界一事件を止められない探偵だって言われる理由は,等々力警部はじめ捜査陣に緊張感がないのと,明らかに次の犠牲者となるであろう人達の警戒心ゼロってところにもあるのではないか。狙われてりゃ警察に警備してもらったりボディガード雇ったり,もっと策を講じるだろう,普通?なんかもぉ「いつでも殺されOK」な被害者達だぞ。警察も警戒解いてすぐ帰っちゃうし。大体「面白い事件だから来ませんか?」なんて金田一を誘う等々力警部ってのは,どういうんだ?のこのこ出て行く金田一も酷いが,この警部さん,所轄を無視して捜査にちょっかい出し,自分が誘った金田一に依頼料を払いもせず,実になんともいい加減なオッサンだ。とか言いながら随分読んだな。まだ読んでないのは数編だ。
◆現在『オリンピックの身代金』を読んでます。なんとなくタイムリー。しかし,そんなにオリンピックを誘致したいのか?以前大阪も手を挙げてて,モノの見事に滑ったけれど(私はそのとき作られた記念バッヂを持ってるぞ。レアものだ),石原君も滑りそうだなぁ。そんなにたくさん外人呼んでも潤いやしないぞ,我が国は。
◆なんだ,表の通りを通ってる神輿は。暑いのにご苦労なこったなぁ。