スイングジャーナル

南明奈

◆月に一度,スイングジャーナルを図書館へ読みに行く。これも「規則正しい生活」の一環である。正直,大して読むところはないのだが,たま〜に「探してたCDが復刻される!」なんて嬉しい情報が載ってるので,毎月読んでいるわけです。しかしながら,CD購買欲がほとんどゼロになった現在(なにしろ大抵は買ったり売ったりしましたから),読む動機は薄くなっとるんだが。
◆昨日書いた増刊号は『ジャズ歴史百科事典』というらしい。既に発売されているはずなのに,公式サイトには何も書いてない。不親切極まる。広告によれば,ジャズの10のスタイル,100人のジャイアンツ,1000枚の名盤を紹介してるらしい(←うろ覚え)。なんだか仕上がりが目に見えるようだ。『20世紀ジャズ名盤のすべて』ってのを持ってるけど,それと大して変わらないのではないか。ジャズ関連の本って,どいつもこいつも帯に短し襷に長しで「これだ!」っていうのがない。そろそろ“決定版”ってのを出してほしいなぁ。
◆もっともスイングジャーナルの,しかも増刊号を置いている本屋なんてそうそうない。うちの近所にはろくな本屋がないし,立派な本屋(河原町ジュンク堂とか烏丸三条の大垣書店とか)まで足を伸ばすのも(車で行ければいいんだけど)億劫。そんなハイレベルの本屋を求めるからいかんのか?だって商店街の中にあるような「町の本屋さん」なんてもんじゃ,何の役にも立ちゃしないんだもの。
中村勘三郎所得隠し。何が恥ずかしいって,林家正蔵なんかと一緒くたに扱われたのが恥ずかしいだろう。あんな奴「こぶ平」で充分なんだよ。