太陽なんて大嫌いだ

大沢あかね

◆ここで「バッキャロー」とか「たくらんけー」とか叫ぶと70年代青春ドラマになるのだが。今日も天気がいい。すると私は何もしたくなくなるのである。明るいというのは苦手だ。つくづく太陽とは相性が悪いらしい。暗くて静かな夜の方が,いろんな意欲が湧いてくるのに,どうして皆昼間に活動するのだろう。昼間でなければできないこと(洗濯物を干すとか)以外は全部夜にしてしまいたい。CD聴くのだってビデオ見るのだって本読むのだって,もちろん散歩も夜の方が何倍も楽しい。私って変なのかしら?
鳥飼否宇『逆説探偵―13人の申し分なき重罪人』読了。この人の本で,初めて楽しく読み終えられたぞ。さぁ,続いてはいよいよ貫井徳郎『空白の叫び』だ。