直木賞

東野圭吾

◆我ながら情けないことに昨日は休んでしまった。根性無しというかヘタレというか,とにかく情けない話である。もう1ヶ月くらい病欠しとけばよかったかなぁなんて考えるほどなのであるが,そんなことしても問題の解決にはならないし,給料も減る。1ヶ月残業しないと10万円くらい違うんだね,やらしい話。まぁ,今も残業せずに帰ってるから一緒なんやけど。残業できるまでに快復するのはいつのことになるかしら。
◆毎度利用している市立図書館が,ついにインターネットでの貸出予約を始めた。以前から蔵書検索は出来ていたので,ちょっとシステム触るくらいで出来そうなものなのに,なんてもどかしく思っていたが,いよいよ可能になった。これまでは図書館に出向き,専用端末で借りたい本のデータを呼び出して印刷し,それを係員に渡すという,ものすごく無駄で面倒くさいことをしていたのである。パスワード設定のみ図書館で行わなければならない(変更ならネットで可能)けれど,そんなもん手間のうちには入らない。些少なりとも納税している身としては,ばんばん使いまくってやろうと思っているのである。いや,本当に便利です。ありがたや。
◆で,本の話題ですが,やっと東野圭吾が『容疑者Xの献身』で直木賞を取りました。遅きに失したという感じです。これまで5回も与え損ねてるんですから,選考委員はバカばっかり。しかし,このミス,本格ミステリ・ベスト10,週刊文春で第一位を取った無敵の三冠王には与えないわけにはいかなかったと見えるね。とにかくめでたい。ハズレ無しの作家として贔屓にしてるだけに嬉しいニュースでございました。

これまでのノミネート作品