子どもたちは夜と遊ぶ

相棒

◆昨夜,随分遅くまでかかって(時計が壊れてて正確な時刻が分からん)上下巻を一気読み。しかし,あの長さで,このオチは無いだろう。いや,これだけは,あってはならんオチだろう。普通の読者なら,「このオチだけは無いな。だとしたら,どんなふうにひっくり返してくるだろうか」というところに期待するのだよ。作者の辻村深月という人もメフィスト賞作家なのだけれど,こいつらミステリーというものを舐めてかかっとるな。て言うか,理解すらしていないのかもしれない。ミステリーに限らず何についても正統としての知識とか何とか,そういったものは,あの80年代に完全に息の根を止められてしまったからなぁ。
◆しかし,来月には『相棒』が帰ってくる!近年稀に見る上質の推理ドラマ!あぁ,来クールのドラマじゃ,これだけが楽しみだ!