「南京大虐殺はあったのか！」なんて番組をやってた。しかも，やしきたかじんの番組で。おいおい，たかじんに仕切れる話じゃないだろうと思ってたら，辛坊治郎が仕切ってた。いや，仕切りきれてなかったけどね。なにしろコメンテイターがデーブ・スペクターとか遥洋子とか桂ざこばとかやから。番組では，その証拠写真といわれるものがすべて捏造であることを立証した『南京事件「証拠写真」を検証する』という本を出した東中野修道（亜細亜大学法学部教授）を呼んだけど，「写真がすべて捏造だったことと虐殺が無かったこととはイコールではない」と当然の見解を示す教授はそっちのけで，まぁ，いつものごとく好き放題しゃべり放題だっただけなので，それはそれとして，気になったのは辛坊治郎。今や読売テレビ報道局・解説委員らしい。なんか偉い感じね。私が知ってるのは『おもしろサンデー』でレポーターやって司会の文珍とかべかこ（現・南光）とかに遊ばれてたぺーぺーアナウンサーの頃なんやけど。まぁ，20年近く経ってるもんなぁ。出世したんやなぁ。出世すると，あんなに険しい顔をして，もっともらしい（でも，なんとなく胡散臭い）ことも言うようになるんやなぁ，と思いました。あの頃が懐かしいねぇ。
