でぃすぺる

頭と体がやたら重くて仕方ない。この不調、いつまで続くんだ。ちょっとヤバいぞ。

今村昌弘『でぃすぺる』はトテモ面白く読めた。主人公は中学生くらいにしといた方が違和感がなかったと思うんだが、まぁ、それはそれとして、さすが『屍人荘の殺人』の作者、まさかこっち方向に振ってくるとは思わなかった。たまには、こういうのもいい。

真夜中の招待状

体が重く頭が痛く喉も痛い。風邪か花粉か、まぁなんでもいいけれど、とにかく体調があまり良くないし、ここ2週間ほど地獄のように忙しかったのも一段落したので、昼から休んで帰ってきた。半日休みってのは、どうも損した気がするんだが。

『真夜中の招待状』は変な映画だった。渡瀬恒彦が何故死んだのかがよく分からない。原作を読んでないんで、この辺りが原作どおりなのかどうなのかも分からんが、ミステリーとして楽しもうとするのが間違いなんだろうなぁという気はした。ヒロインの小林麻美が時代を感じさせる。私は特に魅力的だとも思わんのだがなぁ。

機巧館のかぞえ唄

はやみねかおる『機巧館のかぞえ唄』、これは一体何なんだろうか。最後のエピソードは何のためについてるんだろうか。構成として破綻してるんじゃないのか。私には全然ピンと来ない作品だった。これ、本来のターゲットである子供はどんな感じで読むんだろうなぁ。

そして五人がいなくなる

はやみねかおる作品というのは、ある年齢層からは多大な支持を受けているらしい。小学生の時に読んだ! って奴だね。私なんかは世代的に、学校の図書室(木造校舎だった。2階には和室があった)で読んだポプラ社のルパン全集と少年探偵団だったりするんだが。というわけで、今まで読む機会なんか無かったはやみね作品を読んでおこうと手にとってはみたのだが、うん、まぁ、小さい頃に出合っておくべきものなんだろうなぁと思いましたよ。

逆転美人

藤崎翔『逆転美人』、これもこないだ読んだあの本と同じ趣向(まぁ、それがメインってわけじゃないんだが)の物だった。流行ってるのかね、今頃。美人でも、それを生かす術を持たない者は酷い目に遭うってのは面白かったけれど、お話自体は何と言うか平凡だった気がする。タイトルの逆転というのに、過大な期待をした私が悪いのかも知れないんだけれど。

舶来仁義 カポネの舎弟

疲れ切ってはいるのだが、図書館へ返す期限が迫ってる本を3冊読み、U-NEXT無料体験期間中に見てやろうって映画を2本見て、それなりに目を酷使してしまった。それにしても、昔VHSを借りて見て面白かった映画って、あんまりDVDレンタルに置いてないし、U-NEXTとかの配信でも見られない。どこもかしこも偏ったラインナップで嫌になっちまう(俺の好みが偏ってるのか?)

『舶来仁義 カポネの舎弟』は、撮りようによっちゃ、もっともっと面白くなると思うんだが、テンポがダラダラし過ぎてて話にならない。監督にセンスがないんだろうな。