昭和ジャズ論集成

ぽつんと一日休みがあっても、どうも中途半端で良くない。前日の疲れから少し遅くまで寝てしまうし、明日があるから夜更かしできないし、というわけで読書ということになるのだが、『昭和ジャズ論集成』は実にツマラン本だった。6人もの評論家の、「日本のジャズ論のエッセンスを集約」した本が、ここまで面白くないとはどういうことなのであろうか。そもそもジャズ論なんてものに「面白さ」を求めるのがイケナイのであろうか。あまりに凹んだので、ショーン・コネリー追悼で『ロシアより愛をこめて』を見た。もちろんTV吹替収録版。これは安定の面白さ。ド派手なアクションがなくても、ここまで楽しめるんだから大したものである。

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大阪都構想

私は大阪市民でも大阪府民でもないので、ドーデモイイっちゃドーデモイイ話ではあるが、投票日まであと数日って段階で、財政局長に謝罪会見させるなんて、バカとしか言いようがない。あれを見た人は誰だって「ヤバい真実を言っちゃったから、市長に責められて、会見させられたんだな」と思うに違いない。そんな想像も働かないというのは、松井なんて奴に政治センスなんてありゃしない証拠。それと、存在自体が憲法違反の公明党が、いかにいやらしい奴らであるかというのもハッキリした。いろいろボロが出たんだが、それでナントカ正常化するのかというと、そんな気もしないあたりが虚しい話。

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高校説明会

高校説明会というのに行ってきた。いろんな高校が集まって、それぞれ個別に相談に乗ってくれるという奴。主たる客層は中3生なんだろうが、うちのように中2生も参加可能。そりゃ今から聞いておかなくちゃ間に合わんて。なにしろ勉強できないし、しないし、このまま放っておくと酷い目に合いそうなので、とにかく聞きに行ったのだが、まぁ言われることは全部想定内で、いつも私が言ってることと変わらんのだが、高校の先生に言われたら、それなりに効くんだろうか。効くとイイんだが。

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ふたたび赤い悪夢

めちゃめちゃいい天気の休みなのだが、どうも何もする気にならんので、これまた随分久方ぶりに法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』を再読。途中で唐突にぶっこまれるアイドル論だの年表だのはドーデモイイし、クイーンがどうしたこうしたもドーデモイイけれど、お話としては面白い。法月って、最近仕事してるのかなぁ。最後に「面白い」と思ったのは、確か『キングを探せ』だったが、これって10年位前だもんな。

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匣の中の失楽

十数年だか数十年だか、とにかく随分と久方ぶりに『匣の中の失楽』を読んだ。以前に読んだのは講談社ノベルス版だったが、今回は双葉文庫版。驚くほどに読後感が同じで、要は「実にツマラン」の一語に尽きた。読むのに5日ほどかかったのだが、一気読みさせるだけの面白さがないということだ。ただでさえ、ややこしい構造の作品なのに、登場人物の描きわけがほとんどできていないし、ぺダントリだかなんだか知らないが、ドーデモイイ会話が多すぎる(しかも誰がしゃべってるのか分からないし、語り口も面白くない)し、内容もお寒い限りだし、こんなもんを「第四の奇書」などと持ち上げてありがたがっているなんて、まるで理解できん。

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代わり映えのしない毎日

仕方ないですけどね、サラリーマンだから。仕事のことをツイッターでつぶやいたり、ブログで書いたりできればいいんだけれど、守秘義務があったり、生々しすぎたりで書くこともできやしないんで、ストレスが溜まる溜まる。

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老眼の進行を食い止める方法はないのか

こないだ『フォックス家の殺人』(新訳版)を予約して、これでもう今年は本を買うことはないかなぁと思っている。コロナのせいで時差出勤していることもあって、夜更かしなんて全然できないし、老眼が進んじゃってることもあり、読書自体、あまり出来なくなってきた。100均で買った偽ハズキルーペでナントカ凌いではいるものの、このままだと読書を老後の楽しみに取っておけなくなっちまう。

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