寺島靖国監修の『バート・ゴールドブラット カバー・アート』。ジャズのアルバム・ジャケットをデザインした人の作品集である。この手の画集だのなんだのが好きなのだが、こういう本があると知ったのが、つい最近で、この度めでたくゲット。実は、もう10年も前に出た本なのだけれど。最近は古本ばっかり買ってて、出版業界の皆さんには申し訳なく思っております。すみません。『ブルーノート・アルバム・カバー・アート』とともに堪能しようと思う。
イッツ・ア・ボサノバ・ワールド(ローリンド・アルメイダ)
京都駅前ヨドバシカメラで、ヴィレッジ・ヴァンガードのアウトレットが安いというので行ってきた。表示価格の7割引きが、3連休はさらに3割引き。ここで「無料!」と思ったあなた、小学校からやり直してください。で、品物は、さすが売れ残りということで、大したものはない。いくら安いからって、つまらんもの買ってもなーというわけで、何も買わずに退出。
ローリンド・アルメイダ『イッツ・ア・ボサノバ・ワールド』、悪くはないが、私の好みから言うと、少し音色がカラフルすぎるかな。ボサノバは管無しの方が好みかな。
リーヴィング・ディス・プラネット(チャールズ・アーランド)
バスに乗って西大路八条へ。そこから歩いて葛野大路のアヤハディオ、更に戻って西大路九条の天下一品、八条のボークスと散歩して回った。帰ってきてから、サイトの更新。3連休、何も予定がないので、これくらいしなくては。
チャールズ・アーランド『リーヴィング・ディス・プラネット』。悪くはないんだけれど、ピロピロうるさいのよね……こういうフュージョン(ファンクとか書いてあるけど、ファンクに思えない)は最初面白くても、飽きるのが早くていけませんな。歳を取ったってことですかな。
メロウ・イエロー(オーデル・ブラウン)
朝は雨が降っていて、気分は(雨とは関係なく)暗く沈んでいて、バスと地下鉄を乗り継いでいくのも非常に憂鬱だったので、自動車で出勤した。ホントはダメなんですけどね。まぁ、こんなことがあってもいいだろう。一人で車を運転するなんて随分御無沙汰なので、少しは気分転換になるかな、と。
オーデル・ブラウン&オルガナイザーズ『メロウ・イエロー』は、思ったよりゲテモノでもなくて、なかなかに気持ち良いアルバム。この手のアルバムを以前たくさん持っていたが、なんだか飽きて、かなり売り払って、手元に残っている数少ない一枚。さすが残しただけのことはある。
Movie Themes from France(Barney Wilen with the Mal Waldron trio)
バルネ・ウィランとマル・ウォルドロンが組んだ『ふらんす物語』はジャケットを変えて何回も発売されているらしい(私が持ってるのは輸入盤で、チト古く味も素っ気もない下の写真のバージョン)のだが、そんなに良いアルバムだろうか。こないだ昼に聞いてイマイチだったんで、改めて夜に聞き直してみたのだが、やっぱりピンとこない。聞いててウキウキもワクワクもしないし、しみじみ染み入ることもない。何というか、辛気臭い。曲自体もそうだが、演奏が辛気臭い。
本格からHONKAKUへ(島田荘司)
島田荘司『本格からHONKAKUへ』が読みにくくて読みにくくて、挫折。いつから、こんな作家になっちまったんだろう。1990年辺りまでは最高だったのに。