蠅男の恐怖

『蠅男の恐怖』を見るのは36年ぶり。なんで、こんなにハッキリ言えるかというと、関西テレビが4夜連続で50年代SF怪物映画特集を放送したのが1986年(昭和61年)だからだ。ちなみに私は高校生。このときの視聴者プレゼントで、京都が生んだ異常天才ひさうちみちおが描いた蠅男Tシャツが当たったのだ。あの頃は、くじ運もあったんだな。『蠅男の恐怖』『タランチュラの襲撃』『宇宙水爆戦』『大アマゾンの半魚人』と相当渋いラインナップで、実にイイ番組だった。当時吹替だったかどうか覚えてないが、あのラスト、めちゃめちゃ怖かったのはハッキリ覚えている。今回久々に見て、やっぱり怖かった。コケ脅しのCGなんか無くても、こんなに怖い映画は作れるのだなぁ。

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