ダブル・ダブル

エラリイ・クイーン『ダブル・ダブル』新訳版を、やっと読んだ。『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』にも載ってる「運命は、ここでゲームを楽しんだのです」という文章は、どこなのかしら。それにしても、ラストの解決場面、同じクイーンの某作品の男と女を逆にしただけではないのか。それはともかく、この後、新訳は『靴に棲む老婆』が出るのだが、その後は続くんだろうか。ぶっちゃけ新訳で読み直してみたいなぁと思う作品って、もう無いような気がするんだが……。