救国ゲーム

昔は当てにならないものの代名詞だった天気予報だが、最近はホントによく当たる。昼から雨だって言えば、ホントに昼から雨が降る。というわけで、遊びに出かける予定は明日に回して、午前中にもろもろ用事を済ませる。

昼からは結城真一郎『救国ゲーム』を読む。かなり早い段階で真犯人は分かっちゃう。私はハウダニットにほとんど興味がない(いくら作中人物が「不可能だ」って言ったって、源に出来てるんだから、何か方法があったんでしょうよ、としか思えない)ので、「地方に生かしておく価値はあるのか?」という問題に、どんな結論を出すのかだけに興味を持って読んだ。まぁ、こんな結末しか書けないわな、ってものだったけど、こういう問題を提起してくれる作品は楽しいね。