嫁ぎ先の謎

今日も朝から高校の説明会。受験生の親は大変だ。それよりも、朝の4時に神田沙也加のニュースをメールで知らせてくる友人の方が大変だ。特にファンでも何でもないのに、なんでそんな朝早くから? て言うか、俺、寝てるし。おかげで寝不足になってしまった。

京都殺人案内「嫁ぎ先の謎」。シリーズ第3作(音川音二郎になってからは2作目)。この頃は「音やん」じゃなくて「音長さん」と呼ばれていて、京都府警察上京警察署に配属されている。上京警察署の外観は西陣警察署。北野天満宮の南側にある警察で、平成19年の機構改革で、ホントに上京警察署という名前になった。

この話は音やんの娘の洋子の婚約者にまつわる事件なのだが、洋子役が初代の小林かおりだからこそ、しっくりくる。一番長く演じていたのは3代目の萬田久子だし、藤田まこととの掛け合いも一番面白かったと思うけれど、この話は少し勝気な萬田久子のイメージじゃない。楚々として、控えめで、それでいて娘らしい、小林かおりでなければ出ない味わいがイイのだ。脇を固める戸浦六宏と中条きよしも良いし、いやぁ、昔の音やんはええねぇ。

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