うるはしみにくしあなたのともだち

有給休暇を消化するため、何の計画もなしに休んだのだが、哀しくなるほど、することがない。イイ天気なので散歩でも、と思わんでもないが、何の目的もなく、ただ歩くだけというのは苦痛でしかない。行くべき目的地が設定できないので、結局、図書館に行っただけ。ツマラン人生だ。澤村伊智『うるはしみにくしあなたのともだち』は、こういうタイプの話だとは知らずに読んだのだが、なんとも残酷だった。いや、面白く読んだんですけど、何の救いもない感じがつらい。歳をとると、こういう話はキツイ。

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