顔のない肖像画

随分と暖かかったので、ぶらぶら散歩でもすればよかったのだが、朝から家内と息子の親子喧嘩の仲裁に入って疲れ果てたので、結局何もせずに過ごす。息子も悪いが、家内もかなり悪いのだ。だが、それを指摘すると、またぞろ酷いことになるので、ソフトランディングさせるのに、ギリギリまで脳みそを酷使しなけりゃならん。こんな毎日がホントに嫌だ。私の安らぎはどこにあるのだ。

連城三紀彦『顔のない肖像画』。これはイイ。切れ味抜群の短編集。連城の長編は密度が濃すぎて、振り回されるのに疲れ果てちゃうから、短編の方がいい。

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