君の膵臓をたべたい

丸一日、何の用事も作らずに、ただただダラダラ過ごした。もったいない気もするが、こんな休日は、実は久しぶりである。極めて退屈ではあったが、警報で呼ばれることの多いこの季節(今後、本格的な台風シーズンになると思う時が滅入る)、こんな休みは貴重だ。

録画しておいた『君の膵臓をたべたい』は、ヒロインの声がセーラームーンみたいだった、というのはドーデモイイが、新海誠みたいな作品だなぁという感想しか出ない。て言うか、これとか新海作品とかって、アニメとして作る意味があるんだろうか。確かに絵はキレイだけれど、ただそれだけという感じがする。「写真みたいな絵」を見たときに、そのテクニックはすごいと思っても、「だったら写真でいいじゃないか」としか思わない私にとって、アニメでしか表現できない動きといったものがない作品なんて、「だったら実写でいいじゃないか」としか思えない。また、わざわざアニメにしなきゃならんほどのストーリーとも思えない。でも、流行ってるのよね? 自分が確実に年老いていっているのを実感する。

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