妖星ゴラス

1962年『妖星ゴラス』。小さいけれど引力バツグンのゴラスが地球に接近。世界的科学者は、ただのガキに「向こうを潰すか、こっちが逃げるしかない」と当たり前のことを言われて覚醒、国連主導で地球を動かす計画に着手。間に合うの? 大丈夫なの? という超ド級のサスペンスで見せる傑作。やたらめったらキャストが豪華で、いつもの東宝特撮俳優たちが総出演(しかも出番が少ない)のうえ、池辺良、上原謙がメインときたもんだ。他にも嫌味な大臣、小沢栄太郎のリアリティなんかすごいぞ。西村晃も出てる。白川由美はオバハン臭いが、水野久美がやたら可愛いのもビックリ。とにかく良く出来てるから、特撮部分だけCGでやり直して見せてくれんかと思う。

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