野獣の青春

尾籠な話で恐縮なれど、腹具合がスッキリしない(ずっとトイレの住人で、夜中の4時に腹痛で目が覚めるんだぜ)ので、大事を取って今日も休んだ。有給休暇の残日数に余裕があるから出来る芸当だけど、虚しい話ではある。

宍戸錠を見なくちゃねってんで『野獣の青春』(1963年)。バリバリのハードボイルド(大藪春彦原作)で、ジョーの楽しい演技は見られないけれど、周りを固める役者陣が、素晴らしい。江角英明パイカル!)と郷鍈治の美声コンビに、猫を抱きながらナイフ投げるナヨッとした小林昭二、いつもどおりの信欣三、最後どうなったのかよく分からん金子信雄、ちょっとしか出ないけどカッコいい鈴木瑞穂と男優陣の充実ぶり。それに比べて、女優が寂しい。まぁ、ストーリーがあんなだから仕方ないが、香月美奈子や星ナオミには、もうちょっと見せ場があっても良かったろうに。予告編で思い切りネタバレしてるのは、よくありませんが。

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