盲剣楼奇譚

休んで、バファリン飲んで、一日ボーっとしていたが、頭痛が治まっただけで、気鬱は少しもマシにならぬ。

島田荘司『盲剣楼奇譚』。何の驚きもない思いつき程度のトリックに吉敷を出した超短編と、ただの時代小説を、何の工夫もなく、ただくっつけただけの、お粗末と言うにも程があるという代物。時代小説が書きたいのなら、久々の吉敷シリーズだなんだと騒がずに、普通に書けばよい。島田作品を読むなら、そして楽しみたいなら、1990年までのモノだけ読むことだ。

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