植草甚一ジャズ・エッセイ大全

雲行きが怪しい。大雨警報が出そうな気がする。こうなると、もう休んでる気がしない。気象庁のサイトと睨めっこで一日が過ぎる。実質的に自宅待機を命じられているのに、何の手当も出ない。ブラック職場もいいところだ。
気象庁のサイトを開いたまま、植草甚一『モダン・ジャズの勉強をしよう』『ぼくの好きなジャズマンたち』を読む。ずいぶん昔に読んで、まるで肌に合わなかったのだが、歳も食ったことだし、ひょっとしたら「味」って奴が分かるかもと再挑戦。しかし、やっぱり駄目だった。この人の文章は本当に読みにくい。難しい言い回しをしているわけではない(むしろ平易極まる)のだが、内容が全くないうえに、文章そのものに楽しさがないので、ただの活字の行列にしか見えない。ホントに人気があったんだろうか、不思議でならない。

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