ビッグ・ボウの殺人

イズレイル・ザングウィル『ビッグ・ボウの殺人』読了。こんな古典を、今頃読んだのだ。なにしろビッグ・ボウというのが、事件の起こった場所の名前だということすら知らなかったのだ。それはともかく、超有名な密室トリックと、それを隠すための叙述は別として、物語の大半がドーデモイイことをうだうだ書くことに費やされていて、こんなもん読まされてもなぁ、という気にしかならない。ちょっと、つまらんね。