サザエさん展

息子は爺さんに連れられて大丸でやってるサザエさん展に行った。それなりに楽しんできたらしい。しかし、いつまで続くのかね、サザエさん

杉江松恋『路地裏の迷宮踏査』読了。この人は瀬戸川猛資になりたいのかなぁという印象。中身は追いついてないが。しかし、デアル体とデスマス体が混ざりまくる文章は読みにくくて仕方ない。それは我慢できるとしても、人名の敬称を略しておきながら、尊敬語を使う(「太郎は話された」みたいな)文章になると、この人はまともな教育を受けたのかと首を傾げざるを得ない。それにしても、最近の東京創元社の本のカバーイラストは、こういう可愛い系が多いなぁ。おかげで手に取りづらい。文庫の亜愛一郎シリーズや天藤真全集のカバーも、最初は違うデザインだったのに、ああいうことになってしまった。昔のクイーンの文庫の表紙の真鍋博とか、乱歩文庫とかのイメージを守ってほしいのだが。

アガサ・クリスティカリブ海の秘密』読了。読めば読むほど、この人は「2時間サスペンス原作リーグ」の人じゃないかと思ってしまう。別に馬鹿にしてるわけじゃない。