読書三昧

三連休中日。ではあるが、特にやりたいことがあるわけでなし、行きたいところがあるわけでなしという私は、結局、図書館に行くのである。レンタルビデオは金がかかるが、図書館はタダだ。何しろ納税してるからね。しかし、まぁ、休日に図書館にいるなんてのは、家にいると邪魔者扱いにされ、さりとて行くあてもない寂しい年寄りばっかりなので、私も、その一員なのかなぁと一抹の淋しさを覚えるのであった。ソファに座って週刊誌を読まないだけ、まだマシか。

というわけで、今日読んだのは、以下の三冊。

ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』……それなりに興味深い内容ではあったが、こういうのに、さほど面白味を感じなくなっている自分にショック。歳を実感するって、こういう時ね。

北森鴻『共犯マジック』……連作短編なので読みやすい。第一話に出てくる大学は、我が母校、立命館大学である。ただし、私が通った衣笠キャンパスじゃなくて、昔の広小路キャンパスだが。

北野武『超思考』……普通のエッセイ。特にどうということはない。あぁ、そうですかって感じ。