夏休み その2

初日は疲れて早々に寝てしまった私。まぁ、翌日また遊べばいいやと思っていたら、朝から大雨。ついに台風がやってきたのだった。しかも半端ではない勢力。なんと三重県に大雨特別警報発令である。そんな天気だというのに、家内は「せっかく来たんだから!どうせ濡れるんだから!」と子供を連れてプールに行きやがった。頭がおかしいんじゃねぇか。私は部屋で寝ていたが。

結局、夕方にはプールから上がってきて、「雨なんか慣れてしまえば、なんてことはない」などと言っていたが本当だろうか。意外に多くの客がいたそうだが、やっぱりみんな同じように「せっかく来たんだから!どうせ濡れるんだから!」と思ってたんだろうか。

台風の勢力は衰えることなく、花火大会も中止になってしまった。ホテルはお詫びに(って、ホテルが詫びる筋合いではないと思うのだが)花火をくれた。行き届いたサービスである。更に、ホテル内に閉じ込められた形の客に、普段は夜しか開けないカラオケルームを昼から使えるようにまでしていた。偉いなぁ。

で、我々は、夜は、露天風呂(雨天風呂とか天然の打たせ湯とか言っていたが)とカラオケを楽しんだのだが、最終日には、更なる地獄が待っていたのだった。(続く)