38度超えの京都

本日の京都は最高気温38度超え。殺す気か。

東野圭吾パラドックス13』を、昨日、一気読み。ミステリーじゃなくてSF(なのか?)。面白かったけど、最後の方のイヴ云々は、読んでるこっちにとっても唐突だったなぁ。

今朝は、夏樹静子『黒白の旅路』を読了。夏樹静子って読んだことなかったが、昔懐かしい旅情ミステリーの雰囲気が面白かった。

暑い中、ユニクロへロールアップスリークォーターカーゴを買いに行き……

そして、昼から、息子と甥を連れて『GODZILLA ゴジラ』鑑賞。3D吹替え版である。映画館に行くなんぞ、『パシフィック・リム』以来だ。甥は3D映画初体験。

で、映画の方は、「良く出来たゴジラ映画だな」というのが、正直な感想。あのローランド・エメリッヒ版『GODZILLA』を見た後で、外国製としての評価の敷居が低くなっているところへ、あのレベルが来れば大絶賛の人が多くなるのも分かるのだが、「面白かった」とは、ちょっと違って、「良く出来てるな」という……分かるかしら、このニュアンス。

ゴジラの首周りが太すぎるとか、なんや、あの足とか、ムートーって、ギャオスとレギオンを足して2で割ったみたいねとか、渡辺謙が自身の吹替えをやったのはいいが、波瑠の吹替えが酷すぎるとか(特にネームバリューがあるわけでもない波瑠を起用した意味が全然分からない)、細かい突込み部分もあるのだが、なんとなく、オリジナルの『ゴジラ』を現代風にアップデートしてみました、という感じが強いので(タイトルテーマが、思い切り伊福部旋律だったのにはビックリした)、出来れば、同じ監督に続編を撮ってほしい。そこで、初めて「新しいゴジラ映画」としての評価ができると思う。

それにしても、なんですな。シネコンだらけになったら、上映中の映画の看板を掲げる映画館がなくなって寂しいもんですな。