プラチナデータ

昨夜、日曜洋画劇場で映画『プラチナデータ』を見た。なんで洋画劇場やのに邦画やねん!というようなことはドーデモイイけど、全然面白くなかったぞ。原作は読んでないけど、DNAとか二重人格とか詰め込み過ぎで、どれも中途半端で、整理しきれていない。テレビ用に、どのくらいカットしてるのか分からんけど、ミステリとしてハテナ?という部分も多い。そもそも、何故、二宮君が追われることになったのかが分からない。爪の間からだかどこかからだか皮膚片が見つかったとかいうことらしいが、それだけで追われるか?たった、それだけのことで犯人と断定するのか?そんなシステム無茶苦茶やないか。それから真犯人は、かなり酷いキチガイやけど、あいつを守る必要ってあるのか?「真のプラチナデータ」って、そういう役割のものじゃないだろ。最後も陳腐でありがちな教訓みたいなこと言って終わりだし、不満しか感じられない映画だった。そもそも映画向きの話やないんやろ、これ。今こそ超映画向き『天空の蜂』を映画化すべきではないか。あれは盛り上がるぞぉ。めちゃめちゃ映画向きやぞぉ。