ロストデイズ最終回

昨夜は『ロストデイズ』最終回だった。今クール、最も次回が楽しみなドラマだったのだが、期待を見事に裏切る最終回だった。前回、トリンドル玲奈が手首を切って血ダラダラで倒れているところで「次回に続く!」だったわけだが、ここまで見てきた人なら「トリンドルがムカつく三吉彩花を殺して自殺しようとした」と解釈するのが普通だ。ハッキリ言って意外性はゼロだ。しかし、ここでトリンドルが倒れているところまで見せた、ということは、もう一回ひねりがあるだろうと思うのも、これまた普通だ。近所をうろついているという連続殺人犯が来たのか?とか。

しかし、結局、何のひねりもなかったのだった。じゃあ、そのあと、更に事件が続くのか?と思ったら、何にも続かず、手当てが早くて助かったトリンドルが自白しただけだった。前回までで判明していることをなぞるだけの最終回に何の面白味があろうか。そのあと、更に三吉彩花は実はいい子だったみたいなことが分かったりするのだが、最早そんなことはどうでもいい。挙句に最後までキレイごと言いまくりの仮面ライダーキバが、三吉彩花の死体を放置したまま、警察にも通報せず去っていくという無茶苦茶な結末。そして「取ってつけた」としか言いようのないラスト。このガッカリ感は半端じゃないぞ。

あんなオチしか待ってなかったのなら、せめて前回は、誰か(ってトリンドルなのだが)が包丁を取り出したところで「次回に続く!」にするべきだった。そうすれば、三吉彩花殺害の犯人も分からないまま、第二の犠牲者が出るのか?と思わせて最終回につなぎ、第二の殺人かと思ったら自殺未遂でした、という驚き(ってほどでもないが)を演出することもできたろうに。

いろいろと放ったらかしが多いのも気になる。物語のかなり早い段階で、小島藤子仮面ライダージョーカーに「いつまで黙ってればいいの?」と言っていたのが、結局何のことだったのか、サッパリ分からない。「二人が付き合っていることをか?」と思ったが、付き合ってたわけじゃないみたいだし、まさかジョーカーが自分の顔を描けないことをみんなに話しましょうってわけでもないだろう。そもそも、誰に対して「黙っていればいいの?」なのかも分からない。殺される前、別荘を飛び出していった三吉彩花を追うようにキバを動かしたのも気になる。あの段階なら、小島藤子が自分で行くのが自然だ。それに、キバを見送った後の小島藤子の表情。更に仮面ライダーメテオの表情。思わせぶりというには不自然な演出だ。最終回のジョーカーの動きなんか不自然すぎて、それまでと同一人物だとは思えない。

先日腐した『緊急取調室』同様、ちゃんと練らずに始めちゃったのね?としか思えない最終回だった。毎週楽しみにしていただけに、残念極まる。頑張って夜遅くまで起きて、リアルタイムで見てたのに。

さて、今日は、息子のチャリンコを買いに行った。これまでは友達のお下がりだったのだが、さすがに小さくなったので、そして増税前ってことで、いよいよ自分専用を買おうってことになったのである。男の子用のチャリンコって、あんまり種類がない。女の子用は、結構豊富にあるのに。で、まぁ、とりあえず買ったのが18,000円くらいの奴。高いなぁ。何年乗れるかなぁ。

ついでに、最近ちょっと調子が怪しげな台所の電気も買い替えた。ついにLED。明るいわぁ。一番安いNEC製のを買ったけど、それでも2万円(一応特売価格)。