とんぼ帰りの出張

ほんま疲れるねん。朝は朝で、京都駅の本屋で暇をつぶそうと思ったら、改装するんで閉まってるし、昼飯を東京駅のホームの立ち食いそばで済まそうと思ったら、普通の天ぷらそばが500円もするし、JRって酷いわね。
行きは時間に余裕があったんで、JR新宿駅から若松町まで歩いてみた。新宿アルタ前も歩いたぞ(←数十年遅れのミーハー)。道の端っこには、まだ雪が残ってる。えらい降ったんやな。とかなんとか言いながら会場に着き、眠い会議開始。ほんま話術も話芸もないアホどもがダラダラダラダラしゃべりやがって、あんなんで中身が伝わるとでも思ってんのかボケ。で、時間も押して、東京駅で土産を物色する余裕もあまり取れんということになってしまった。
晩飯は東京名物深川めし(850円)と、いささか慎ましくした。どいつもこいつも1000円超えで、しかも大して量が入ってないから、貧乏人の私には、せいぜいこの程度が関の山なのである。ちなみに、土産は東京まるてぃーらとかいうカステラでございます。
行きと帰りの新幹線で、やっとこさ間羊太郎『ミステリ百科事典』を読み終えた。なんたる読みにくさ。雑誌連載なら毎月楽しみかも知れんが、一冊にまとめられたら、チトたまらん。て言うか、文章に面白みがないので、次から次へと読み進められない。つくづく北村薫宮部みゆきは当てにならんなぁと再認識した次第なのであった。