こぶ平の呪い

私の今の脳の状態

◆朝から体は重いわ頭は痛いわで休んでしまった。まぁ先月は結構頑張ったし……などと自分を無理矢理納得させて。おかげで夏休は残り1.5日になってしまった。やっぱり,まだまだダメだ。
◆で,休んだところですることはない。そもそも「何かしよう!」なんて気力があれば休みはしないので当然と言えば当然だ。こういう場合は音楽と本で現実逃避。まずは音楽,先日ゲットした『Dream Dancing with Lars Erstrand Quartet』。わりと静かな曲・演奏が多いので,気持ちいいのはいいんだが,気持ちよすぎて寝てしまいそうになる。
◆本は田中啓文の『落下する緑』を読了。ジャズ・ミステリーってことなので読んでみたのだが……まぁ,普通でした。普通。最近はジャズって言うと,こぶ平のバカ顔を思い出すからイヤだねぇ。閑話休題。連作短編集で,1話ごとに著者オススメのCDなんてのが載ってて,そっちの方が興味深い。私の知ってるアルバムなんて全然と言っていいほど紹介されてない。この作者さん,どっちかっつーとフリー寄りなのだね。そりゃ私とは合わんわい。フリーはねぇ……『My Name Is Albert Ayler』を持ってるだけだし……でも,ドン・チェリーの『永遠のリズム』を売っちゃったのは失敗だったかもなぁ,なんとなく。もう一回買いなおそうかな。ジャズファンの皆さんの意見が聞きたいですな。
田中啓文って『笑酔亭梅寿謎解噺』を書いた人なんだね。あれなんか落語ミステリーで,結構楽しめたんだけどなぁ。やっぱり,文字で説明しやすい落語と説明しにくいジャズ(音楽)との,ネタ自体の差が出た感じかな。あ,また,こぶ平を思い出したぞ。