あなたにも書けるジャズ本

八木早希

◆『面白いほどよくわかるジャズのすべて―ジャズの歴史から聴き方・楽しみ方まで』読了。昨日の日記には「絶対面白くもよくも分からないに違いないという変な確信がある」と書いたが,実にまったくもってそのとおり。て言うか,それより質が悪い気がする。中身はジャズ100年の歴史を演奏スタイルとミュージシャンの軽い紹介で綴っていくというもので,特に目新しいものではない。最後に載せてある参考文献が基本的なものばかりで(ネット上の個人サイトも参考にしたらしい←いいのか,そういうことして?),それを適当にコピペして一丁上がり,にした感が拭えない。この本にしかない観点とか主張とかいったものが何もない。しかもタイトルに謳う「ジャズの歴史」は書いてあるけど「聴き方・楽しみ方」は書いてなかったぞ。しかも,この「聴き方・楽しみ方」というのは参考文献のタイトルと同じだ。悪質だ。おまけに誤字もやたら多い。ルーツ音楽院学院長の澤田俊祐という人が監修したことになってるが,学生に適当に論文書きのアルバイトさせて,でっち上げた一冊じゃないか?
◆一方上質の権化,至高極まるアルテミットソリッド東映英雄列伝のアンケートに答えた。「次に商品化してほしいヒーローは誰ですか?」私ゃ変身忍者嵐と答えたんだが,よく考えたらビッグワンもほしい。再度アンケートに答えようと思ったら,一人一回だけだった……orz。次回作があるのなら単体ヒーローにしてくれまいか。コンビ(キョーダインとか)とかトリオ(アクマイザーとか)とか戦隊モノになっちゃうと揃えるのが大変だから。
◆今日も一日何もしなかった。いくら暑いから,鬱病だからって,世間の人はちゃんと働いてるわけだし,私がダラダラする理由にはならない。家内に,世間様に申し訳が立たない。本当に私はダメな生き物だとつくづく思う。生きるに値する命なのだろうか?

参考文献たち