本多猪四郎 無冠の巨匠

三条商店街を、ほんの少し外れたところにある、昭和レトロのいっぽう堂に行ってきた。思ったよりも狭い店内、客が2人入ったら完璧な「密」になるのだが、ぎっしり詰め込まれたアイテムの数々に感嘆。しかし、値札を見て「俺はコレクターにゃなれぬなぁ……」と項垂れて帰ってきた。切ないやら虚しいやら。

切通理作『本多猪四郎 無冠の巨匠』は、力作だとは思うのだが、少し薄味な気がした。昔の切通なら、もっと濃く語ったんじゃないかと思うのだが……。

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休日はお出かけ

夏用のズボンのポケットのところが、擦れて剥げているのを見つけた家内が「貧乏くさいから新調しろ」というので、「貧乏くさいんじゃなく、貧乏なのだ」とか答えながら、洋服の青山へ。

そのあと、バスで丸善へ行き、本に囲まれた雰囲気を堪能して、四条寺町下るのホビーショップ駿河屋に向かう。レトロな怪獣ソフビがないかと思ったのだが、そういう類のものはなく、少しがっかりしつつも、仮面ライダーのワールドコレクタブルフィギュアを4つも買ってしまった。大散財である。

北上して、新京極のロンドンヤで、しばし製造機の動きに見とれた。昔は、これを子供たちがじっと見ていたものだが、今では誰も見向きもしない。ロンドン焼を土産に買い求め、寺町京極を散策。らしんばんという店があったので入ってみたところ、あまりの今風のオタク臭に辟易。こういうのじゃないんだ求めてるのは、これも俺が年取ったってことなのかなぁ、などと思いつつ、帰路に就く。

ざっと半日ほどだが、久しぶりに自由にウロウロできたので良かった。たまには、こういうことがないと、精神がボロボロになってしまう。

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酷く疲れている

鬱の一歩手前という感じすらするほどに疲れている。明後日あたり休もうかとも思う。休んだからって、何をするわけでもなく、暇を持て余して終わるんだろうが、少し休まないと、このまま潰れる気がする。

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探偵 由利麟太郎

吉川晃司の存在感だけで5話突っ走った『探偵 由利麟太郎』が終わった。ストーリーや演出については、特段目覚ましいものもなく、これで「攻めてる」なんて言われた日にゃ、現代のテレビドラマ事情の情けなさに涙するしかないわけである。しかし、謎の女だの謎の尖端恐怖症だの、第2シーズンやる気満々ですね、という気もするので、その際には、本当の意味で「攻めた」作品にしてもらいたい。

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特撮黙示録1995‐2001

切通理作『特撮黙示録1995‐2001』で扱われている作品は、平成ガメラ3部作、平成ウルトラマン3部作、仮面ライダークウガ、アギト、GMK、鉄甲機ミカヅキ。このうち好きな作品は平成ガメラ最初の2作くらいで、あとはイマイチ(ミカヅキに至っては見たことない)という私には、この本はあまり面白くなかったのだった。切通理作が悪いわけじゃなくて、どうも、ここに挙げられた作品たちは、見ててスカッとしないし、話もややこしいだけで深みがあるわけじゃないし、エンタテインメントとして失格なんじゃないかと思わざるを得ない。

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あっという間の日曜日

久しぶりに一日ゆっくりした。て言うか、休日くらい休ませろってのは、そんなに贅沢な要求なのか。しかし、これっぼっちの休みじゃ、英気を養うなどといったものには程遠く、明日から仕事かと思うと死にたくなる。

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