三条商店街を、ほんの少し外れたところにある、昭和レトロのいっぽう堂に行ってきた。思ったよりも狭い店内、客が2人入ったら完璧な「密」になるのだが、ぎっしり詰め込まれたアイテムの数々に感嘆。しかし、値札を見て「俺はコレクターにゃなれぬなぁ……」と項垂れて帰ってきた。切ないやら虚しいやら。
切通理作『本多猪四郎 無冠の巨匠』は、力作だとは思うのだが、少し薄味な気がした。昔の切通なら、もっと濃く語ったんじゃないかと思うのだが……。
三条商店街を、ほんの少し外れたところにある、昭和レトロのいっぽう堂に行ってきた。思ったよりも狭い店内、客が2人入ったら完璧な「密」になるのだが、ぎっしり詰め込まれたアイテムの数々に感嘆。しかし、値札を見て「俺はコレクターにゃなれぬなぁ……」と項垂れて帰ってきた。切ないやら虚しいやら。
切通理作『本多猪四郎 無冠の巨匠』は、力作だとは思うのだが、少し薄味な気がした。昔の切通なら、もっと濃く語ったんじゃないかと思うのだが……。
夏用のズボンのポケットのところが、擦れて剥げているのを見つけた家内が「貧乏くさいから新調しろ」というので、「貧乏くさいんじゃなく、貧乏なのだ」とか答えながら、洋服の青山へ。
そのあと、バスで丸善へ行き、本に囲まれた雰囲気を堪能して、四条寺町下るのホビーショップ駿河屋に向かう。レトロな怪獣ソフビがないかと思ったのだが、そういう類のものはなく、少しがっかりしつつも、仮面ライダーのワールドコレクタブルフィギュアを4つも買ってしまった。大散財である。
北上して、新京極のロンドンヤで、しばし製造機の動きに見とれた。昔は、これを子供たちがじっと見ていたものだが、今では誰も見向きもしない。ロンドン焼を土産に買い求め、寺町京極を散策。らしんばんという店があったので入ってみたところ、あまりの今風のオタク臭に辟易。こういうのじゃないんだ求めてるのは、これも俺が年取ったってことなのかなぁ、などと思いつつ、帰路に就く。
ざっと半日ほどだが、久しぶりに自由にウロウロできたので良かった。たまには、こういうことがないと、精神がボロボロになってしまう。
先月半ばに休んで以来の休みだ。このところ警報で呼ばれることが多かったし、土日もゆっくりできなかったから、明日は休んで、本屋やなんかをぶらつくことにする。そう思うと、少しは気が楽になる。
鬱の一歩手前という感じすらするほどに疲れている。明後日あたり休もうかとも思う。休んだからって、何をするわけでもなく、暇を持て余して終わるんだろうが、少し休まないと、このまま潰れる気がする。
久しぶりに一日ゆっくりした。て言うか、休日くらい休ませろってのは、そんなに贅沢な要求なのか。しかし、これっぼっちの休みじゃ、英気を養うなどといったものには程遠く、明日から仕事かと思うと死にたくなる。