クマゼミ、鳴く

朝、仕事に行って、隣の公園でクマゼミの鳴くのを聞いた日にゃ、絶望感が押し寄せてきたね。あぁ、この季節が来てしまったかと。昔はニイニイゼミアブラゼミクマゼミと来てツクツクホーシで締めたもんだが、今や、いきなりクマゼミだもの、温暖化が憎らしい。

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映画と演劇

小笠原正勝『映画と演劇 ポスターデザインワークの50年: 知られざる仕事師の全仕事』は、これも見たことある、これも知ってると、ページをぐいぐい捲っていくわけだが、デザイン自体は、実はさほど好みではなかったりする。映画のポスターは、レコードジャケットと違って、タイトルはもちろん、キャスト、スタッフ、キャッチコピーと盛り込まなきゃいけない要素が多いのは分かるんだが、ちょいとうるさすぎる。色遣いも含めて、もっとスッキリできませんか? という気になってしまう。まぁ、目立たなきゃいけないものだから、仕方ないんだけれども。

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老人Z

録画してあった『ミス・シャーロック』が、あまりにもつまらなかった(ホームズとワトソンを女にしてみましたーってだけで、それ以外には何もない)ので、『老人Z』を見て口直し。30年近く前の映画かと思うと、自分も随分と歳食ったなぁとゾッとする。面白い映画なんだけど、浮きまくった音楽だけはいただけない。大友克洋の題字以上に酷い。

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コープス・ハント

下村敦史『コープス・ハント』は面白かった。まぁ、仕掛け自体は見え見えのバレバレなんだけれども、そこはメインディッシュじゃない(と思う)し、あんまり気にならなかった。

しかし、わざわざ英語のタイトルにしなきゃならんかったのだろうか。コープスってのがなぁ、緊張感のない音だからねぇ。プスって、屁が漏れたみたいなのがねぇ。

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